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RTW #13 ニューヨーク

朝飯を食べて、10時30分に宿を出る。空港と宿はお隣のニュージャージーにあるので、マンハッタン島に行かなければならない。シャトルバスでとりあえず空港に戻る。そこから、別のシャトルバスで、マンハッタンの次の宿に向かおうとしたが、宿の運転手が「あぁ、そりゃ辞めたほうがいいよ。週明けで、みんなマンハッタンまで戻るからね」とのことなので、電車で行くことに。NJトランジットでNYペンシルバニアステーションまで行き、そこからワシントンスクエア近くまで地下鉄。

それにしてもNJトランジットはひどかった。ニューアークの駅で20分待たされた上、来た電車も冷房が効いておらず。ペンシルバニアでもエスカレータが大混雑。

ニュージャージーから来るとき、マンハッタンの高層ビル群が段々と近くに見えてくるわけだが、それはやはり過去に見たものとは違うものだった。ちょうど4年前にニューヨークを一度訪れ、その翌年テロが起こった。テロ後、ニュージャージーからのTV中継で、リポーターが「別の町を見ているようですね。なんとも言えない喪失感です」と言った言葉を思い出した。確かにエンパイアステートビルなどは見えるのだが、Lowerマンハッタンが何か寂しいのだ。

ペンシルバニアで地下鉄に乗り換え。一人ずつ入るバーが回転するゲートなので、スーツケースがあると、かなり苦労する。自分の前にも後ろにも持っては通れず、持ち上げて、バーの上をスーツケースを通さなければならない。さらに地下鉄の階段はエレベータ・エスカレータがない。これはダメだこれは。

ようやく宿に着いたが、そこのドアには、「~ properties」との張り紙。宿の名前も看板も無く、つぶれたのか、と焦ったが、張り紙のオフィスに行くと、鍵をくれた。チェックインの時に、クレジットカードの支払い票に、いつも通り漢字でサインを書くと、ものすごく感動された。海外では結構珍しいらしい。

「なにこれ?すごいね」
「日本語の漢字キャラクターってやつだよ」
「渡辺裕作って、どういう意味?」
「意味は無いけど、裕は母の名前の一部で、作は父の名前の一部」
「私は「アイーシャ」って名前なんだけど、ちょっと書いてみてよ」

書いてやろうとしたが、「シャ」が思い浮かばない。まぁいいやと思い適当にはぐらかす。

「あ~「アイ」ってのは英語で言うと「love」だよ。かわいらしい名前じゃん。はは」
「へぇ~」

とりあえず次回会うときに「シャ」の漢字を調べておこう。「愛者」では、「愛する人」という意味で、ウマくまとまりそうだが、漢字が余りにもかわいそうだ。

宿に荷物を置き、地下鉄でグラウンドゼロに向かう。

ワールドトレードセンター駅を使わず、あえて隣の駅から歩いてみた。

跡地を見てみると、当然ながら、テレビで数年前に見た光景とはだいぶ違っている。中を見ても土砂は取り除かれ、単なる新しい工事現場という感じだ。周りの会社も店舗も、他のNYの様子と変わらない。ただ、倒壊の影響を受け補修工事を行っている隣のビルのみが、被害の大きさを教えてくれる。

現在は地下鉄の駅のみが先に復旧している。

現場の周りには、昔のLowerマンハッタンの様子、WTCの建設中の写真、倒壊後などの様子などがあるパネルが展示され、多くの人が見ている。中には、「The Hiroes of September 11, 2001」の名簿を探す人も見られた。ただ、恥ずかしながら、この名簿が何を意味するのかは分からない。

ビルの隣の教会。

倒壊したWTCから見つかった、十字架の形をした鉄筋と、ビルの周囲になびくアメリカ国旗は、何を語ろうとしているのだろうか。WTCの隣で、また空を目指すビルの建築現場を見て、その答えが少し見えてくるのかもしれない。

グランドゼロから、そのまま南に歩いて、バッテリーパークに向かう。当然北を向いても、WTCの姿はない。4年前。

時間があればリバティー島まで行こうとしたが、フェリー待ちの行列がすごい。一時間だそうだ。恐らく、さらにセキュリティチェックでも行っているのだろう。前に行った事があったので、あきらめた。日本人の年寄り夫婦が、「まぁこういう理由がなければ、またNYに行こうと思う理由もないでしょう」とあきらめているのを見て、ちょっと可哀想になる。

リバティー島の自由の女神の中の展望台は、最近になって、ようやく開放されたようだ。4年前行けたのは、本当にラッキーだったのかもしれない。詳しくは、こちら。

http://web.sfc.keio.ac.jp/~t03532yw/diary/america.htm

それにしても、海を見ると、「US COAST GUARD」の船と、ヘリコプターが多い。陸地を見ると、相変わらずの露天の多さ。取り締まるべきものが違う気がする。

地下鉄に乗り、再び北を目指す。目的地は42nd ST。ブロードウェイ・タイムズスクウェアだ。以前はバスからしか見ていなかった。

なんとここに、吉野家がある。やはり場所が場所なだけに、意識して、派手な外装。英語名は"Yoshinoya Restaurant"です(笑)

内装は、普通のファーストフード店といった感じで、奥のカウンターで一度頼んで、席につく。あの殺伐としたU字カウンターは存在しない。おそらくアメリカの従業員が日本の吉野家を見たら驚くだろう。メニューは、日本と比べて多い。野菜を使ったものが多く、丼やプレートにサラダなどが追加したメニューが多い。

そう、ここはアメリカ。「牛」丼が食べられるのだ。発泡スチロールの丼に盛られ、フォークを使って食べる。さすがに卵は無かったが、醤油・紅しょうが・七味などがそろっている。味はというと、ご飯が若干ぱさぱさしているが、たれなどの違いは殆ど感じられない。ただあまり懐かしさを感じなかったのは、「豚」丼のレベルが上がっているからだろうか。

続いて、ロックフェラーセンターに向かってみた。よくNYからの中継に、バックにここでスケートをしている様子が映される。しかし行ってみたが、スケートリンクはなかった。取り付け型なのか。ここにもアメリカ国旗が腐るほど掲揚してある。本来、周辺の建物に「イギリス館」「フランス館」などの名前がついているうえ、ガイドブックの写真を見ると様々な国の国旗が掲揚してあるのだが。。

その足で、セントパトリック教会まで行く。中に入るときに、バッグの中身のセキュリティチェックをされる。歴史ある建物とはいえ、さすがに驚いた。パイプオルガンとステンドグラスが素敵。

次はクライスラービル。とはいえ、外観以外は、何もないのだが。

グランドセントラルステーションを覗いてみた。普通のビル群の一部としてあり、プラットフォームが一階と地下にあるので、駅という雰囲気がしない。

ホームの並びと、ホームの入り口。改札はここで行うらしい。

夕暮れ時のマンハッタンを見るべく、エンパイアステートビルディングに向かう。途中、図書館も発見。公共の図書館に、スターバックスがある。日本ではありえないだろうな。

エンパイアの外観。

入ったところにある受付。

30分待って、ようやく86階に到着。ちょっと夕暮れ時には早かったようだ。

そういえば、この上にも展望台があったような。。閉鎖されたままなのだろうか。

Lowerマンハッタンを望む。4年前と現在。

再び、42nd STに戻る。夜景を見るため、ニュージャージーのハミルトンパークに行く予定だったが、まったくどのバスかわからず。それらしきバスの運転手に聞いても、ハミルトンパークの名前を知らなかった。いろいろ迷っていたら、時計は既に20時を回っていた。うーん、タクシーを使うのも、お金かかりそうだし。。。

今日のエンパイアは、青色。日によって違うらしい。

今日の思い出写真・・・304メガバトル

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