RTW #29 ベルゲン→オスロ
再び朝5:45に起きる。サケや激安キャビアを目当てに、魚市場へ。しかしどこも店が開いていなかった。今日はオスロへの移動のために、ベルゲン駅まで行く。ここからは7時間の鉄道の旅。
名前は知らないが、速そうな電車に乗る。どうやら振り子制御らしい。
座席は快適。行き先は「Oslo S」。"Sentralstasjon"=中央駅だ。
ヴォス・ミュルダールまで同じ路線だが、昨日とは変わって、霧が大分晴れ、視界がはっきりしている。当初、この日をフィヨルド周りに当てる予定だっただけに、残念。標高の高い山々を登っていと、氷河が見られる。
山を下り、後は多くの湖・山々に囲まれた、平地を右へ左へカーブしながら駆け抜けていく。
食堂車で軽食。日本だと、このような景色のところを、長時間高速で駆け抜けていく線路はないのではないか。
列車全体ははベルゲンのサッカーチームの応援団が占領し、酒盛りになっている。バッグからビール瓶をどんどん出して、飲む飲む飲む。車内に持ち込んだリュックサックの8割方はビール瓶だった模様。一人何リットル飲んだのだろうか。
ようやくオスロ中央駅到着。いままで飛行機の移動ばかりで、途中の景色は無しに等しかったが、鉄道の旅はやはりこのような景色の移り変わりというのが素晴らしい。周りさえ静かであれば鉄道の旅は本当に最高なのだが。
宿に荷物を置き、市内観光。港の目の前がオスロ市庁舎。
海岸線に沿って、アーケシュフース城の城壁も見えた。
城壁に上ってみる途中、なぜかフランクリン・ルーズベルトの像が。なぜだ。
不思議な光。
ここで、昨日のフィヨルド観光のフロムの駅で「昨日ブリッゲンであんたらを見た」と言ってたシドニーのおじさんにまた会う。市内では他にも昨日のフィヨルド観光に行った人も見た。みんな行動パターンが似ている。
少し歩いて、王宮に向かってみる。イギリスのバッキンガム宮殿を見た後だったので、建物も質素に見えてしまう。
何やら人が集まって、警備員が沢山いる。結局建物から車で出てきたのは、イタリアのご要人だったようだ。誰かはわからず。
ちょうど衛兵交代の時間だったようだ。
なぜか着剣。
王宮からは、通りが一望できる。
再び通りを市街地に歩く。先ほどの王宮からイタリアの国旗が多く掲揚されている。
オスロ大学。
国立劇場。
国会議事堂。非常にコンパクトな都市という印象を持つ。
再び市庁舎。表側から。
オスロ大聖堂。
街中の様子。
宿からの夕日が綺麗だった。
今日の思い出写真・・・161メガバトル
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