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地震と情報

 ご存知のように今回、地震翌日以降、全く川口町はテレビで取り上げられなかった。長岡市、小千谷市ばかり取り上げられていた。そして、救援物資も川口町にはほとんど届いていない状況だった。しかし、川口町は震度7だったという情報が入り、状況は一変、マスコミはこぞって川口町を取り上げるようになった。それまでの間、必死に食料を確保し、ユンボを使える町民を集め、自力で孤立状態を脱したという話を聞いて、なんともやりきれない思いになった。
 
 一方逆に、自らの状況を適切に伝える手段がなくなると、悲惨な状況になる、という問題もある。この情報通信時代に、唯一自分の状況を伝達できる手段が、道路の上に「SOS 毛布」と書くことだったのはなんとも虚しい。川口町にどのような設備があったかは知らないが、衛星電話等、どうにかして自分で被害状況・足りない物資を知らせるすべはなかったのだろうか。
 
 当たり前のように電気を使用する情報通信端末が普及している今、災害の時に役に立つ情報伝達手段の必要性が、普段はなかなか見えてこないのかもしれない。
 
 地震において、重要なものは、まず自分の命であり、水・食料であり、情報であることは、よく言われる。「ラジオで適切な情報を聞く」という受信側の視点と、自分の状況を伝えるという発信側の視点が重要であり、いずれも地震において情報というものがいかに大切であるか、ということを再認識させられた。
 
 一刻も早く、被災地が復興することを心から願う。

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