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RTW #42-1 カイロ

ツアーに参加するため、ナイルヒルトンへ。数年前にエジプトで起きたテロの影響で、有名ホテルや観光客が行く建物の周りには柵があり、検問も行われている。そして建物に入る前には、必ず金属探知機を通る必要がある。自分の止まっているしょぼい宿でもそうだ。ただ、やはり有名ホテルほどセキュリティチェックは厳しくなる。

結局このツアーに参加したのは自分一人で、スカーフを巻いた女性ツアーガイドと男性ドライバーとのプライベートツアーとなった。

初めに向かったのは、シタデル。国を守るためと王のために造られたもの。


鋳造所もある。

ガーマ・ムハンマド・アリ。そういえばモスクに入るのは初めてかもしれない。

装飾も美しい。

まず初めに広場に出た。中心には、手などを洗う場所がある。モスクに時計台もあるが、これはフランスから送られたもの。ムハンマド・アリがトルコ出身だったこともあり、建物にヨーロッパスタイルを多く取り入れたり、国に技術者を呼んでいたそうだ。




煌びやかな装飾と壁の模様に驚く。



そしてシャンデリア。こちらもフランスからの送りものだそうだ。もの凄い違和感。



モスクの建物の奥の方向はメッカの方向となるように設計されている。カイロからメッカまでは日本円で6万円だそうで、ガイドの女性は「あまりにも高すぎて行けない」とのこと。

断食しなければならない、という事実だけ聞いてラマダンに対してネガティブな印象を持っていたが、ガイドの女性はポジティブな考えだそうだ。「月(moon)の月」とも呼ばれており、確かに日中は飲食はできないが、沢山お祈りをするので、神に近づくことができるような気がするという。ただ、ラマダンは体が弱っている人や妊娠中の人は除外される。これらは自己申告でいいようだ。

ムスリムは一日5回メッカに向かってお祈りをするというが、「寝過ごした場合など、その時間にできなかった場合はどうするのか?」と聞くと、起きてその後すぐにやればOKだそうで、割と融通が利くようだ。

ムハンマドの墓(だっけな?)

外に出るとカイロ市街を一望できる。

カイロは、古い街を壊さずに別の土地に新しい街を造ったため、建物の色で新しい地区か否かがすぐにわかる。


その他いろいろ見てシタデルを後に。



エジプトは80%はムスリムで、20%がクリスチャンだそうで古い教会も多い。ムアッラカ教会。




小さな建物でヨーロッパの教会のような豪華ささはなく、内部の建材も異なるものだが歴史は十分に感じる。


聖ジョージ教会。




一人のためか、時間が余ったのか、単にクソツアーなのか、昼食の時間はたっぷり2時間となった。マリオットのベーカリーで軽くすませる。値段は日本で食べる2/3程度だが、結構うまい。

時間が余ったのでナイル川を掛かる橋を渡ってみる。

古い客船を改造したレストランも多く見かける。

通り過ぎる車は無名メーカーが多く、ちょっと新しい車となるとはVWやヒュンダイが多いようだ。交通マナーはかなり酷いもので、バンコクやホーチミンがかわいく思える。スピード制限はあってないようなもの。車線・信号という概念も消えてなくなる。横断歩道の整備が遅れており、道を渡るときは「常に命がけ」となる。近くに警官は何人もいるが、車を止めるわけでもなく、横断を注意するそぶりをみせない。

また空気の汚染がとんでもなく酷い。おそらく車の排気ガスも一因だが、昨日飛行機から見た、街のあちこちから立ち上がる煙も犯人なようで、ゴミを燃やすことで発生する煙だそうだ。なお、街中には生ゴミなどが散乱して衛生的にもよい状態とは言えなそうだ。

携帯電話は一応それなりに普及しているが、まだまだ白黒の3行くらいの表示ベースのNOKIA端末が主流だ。

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