ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】

AWARD RTW #16 ヨハネスブルグ→ヴィクトリアフォールズ

早速乗り換え。ヨハネスブルグは世界一危険な都市と言われており、コピペも有名だが、この空港に居る限りは感じられない。「ヨォォォ(=your)、アテンションプリーズ↓」というブリティッシュイングリッシュが響き渡る空港。耳障り気味だったスペイン語とはおさらばした。

ヴィクトリアフォールズまでの区間は、Eチケットに対応していないため一旦入国し、チケットをピックアップして再度チェックインする必要がある。

入国審査で少しもめる。ブラジルから来たということで、黄熱病の予防接種を受けたという証明(通称:イエローカード)が必要だという。同じことを言われた人は「前回来たときには必要なかったぞ!」ということで、運用ルールがよくわからん。

入国審査場の近くには治療室のようなところがあり、そこで注射を打つ。「副作用はないか」「なんでこんなのが必要なのか」という質問を沢山したが、異国で注射を打つのは相当怖い。無料ではなく、現金$75が意味不明な注射に消えた。ポンド、ユーロ、南アフリカランドでの支払いも可能なようだった。

再び来て無事入国。チェックインカウンターへ。前に並んでいる女性が待たされているようで、相当イライラしている。「この国では、どこでも並ぶのよ」と話しかけられたので、「並んでるだけマシだよ」と言ってあげたら、笑ってくれた。よし。

ラウンジで時間をつぶしてからバスで搭乗。韓国人(女性が多い)がかなり多い。

BAがかなり多い。COM AIRという会社が運航しているようだ。

ビジネスクラスは欧州では見られない、2-3タイプ。エコノミーは至って標準だが、機内食が出た。

外は晴れているが、気流が悪い。ヴィクトリアフォールズ空港は森の中にぽっかりと空港がある。ここから市街地・滝までは25キロ程度ある。

割と早めに並んでいたが、韓国人団体が割り込むわ割り込むわで、いつの間にか韓国人以外は最後の列に。いい加減に大声で怒鳴った。ツアーガイドも見かねていたのか、「もう行かせてあげてくれ」というような表情で、韓国人団体を説得していた。入国審査官もあきれ気味。マナー云々の話ではない。

タクシーカウンターなどあるわけもなく、そこら辺のドライバーと値段交渉をして宿まで向かう。ただ、森に囲まれた道をまーっすぐ行くのみ。「ここで降ろされたら」「ここで襲撃されたら」と考えると少々怖い。

しつこくもないが、ツアーの勧誘や、帰りの予定などを聞いてくる。

宿に到着。して準備を終え、早速2km離れた滝まで歩く。やはり空港までと同じく、何もない道。

街までやってきた。とはいえ、ガソリンスタンドやスーパー、ATMくらいしかない小さな街。ここまで来ると滝の水しぶきが見えてくる。

段々、滝の轟音が聞こえて来る。

線路を渡ると、ようやく国立公園のゲートが現れる。地図上では近いと思っていた街と滝の距離も、気温が高いので遠く感じる。ゲートの前では、いくつかの店がカッパを売っている。複数の店に値段交渉して、少し値切る。

後々分かったのだが、特に水の多いシーズンはヴィクトリアフォールズの水しぶきがすさまじい。アメリカ・カナダの国境にあるナイアガラフォールズより遙かにすごかった。ここではきちんとカッパを買った方がいい。そしてカメラを持って行く場合は、防水カバーを掛けておき、撮影時のみ瞬時に取り出す必要がある。

まずは滝を横から。既に二重にかかる虹が凄い。

徐々に移動し、メインフォールを目指す。

最初は霧がかかる程度だったのだが、近づくに連れ、大雨になってくる。

そして、最後にはずぶ濡れになった一眼レフが起動しなくなる。この旅二度目。自分の目も開けているのがやっと。

虹が架かる道を行く。

ザンビアとの国境にかかる橋。ここで行き止まり。

カッパを買わなかった人は、もうずぶ濡れどころではない。

一旦戻り、ザンベジ側を上る。

公園を出て、ザンビア側へ徒歩で向かう。何やら怪しげな建物。これが出国審査場で危うくスルーするところだった。てっきり出国+入国が一気にできるのかと思っていたのだが、それぞれの間には1kmほどの距離があり、警備員も誰もいない。そのため、物売りに声を掛けられるとかなり怖い思いをする。オンシーズンで観光客が沢山歩いて渡っている時以外は、一人以上で歩いた方が良い気がする。

さきほど見た橋。

かなり高い橋で、下を見るとザンベジ川が見られるが、怖い。

ザンビア側の入国審査場に到着。外にはかなりの車が通関で並んでいる。ここで運んでいる物は、野生の猿の良いターゲットとなっている。一日ビザを取得し、ザンビア側の国立公園に入る。

水が多い時にはこちら側からの方がお勧めらしいが、こちらももの凄い水しぶきで、どちらも大して変わらないような気がする。

ここで同年代のザンビア人にあった。国境付近まで一緒に付き合ってくれた。家からは一時間はるばると歩いてきたと言い、たまにこの国立公園に来てゆっくりしていくらしい。アフリカと聞くと、大家族というイメージがあるが、驚いたことに一人っ子だそうだ。

いろいろ話していたが、彼は国を出たいということを何度も言っていた。今は職がないらしい。学位を外国で取りたい。中国か日本に行きたい。そして、技術を身につけて国に還元していきたい、ということを強調していた。

国境付近でまた物売りに声を掛けられる。民族楽器を演奏して、CDを売っている。ちょっと面白そうだったので、説教っぽく話をしてみた。「いいか、日本人を見たら『コンニチワ』と言っているが、逆に怪しまれる」「行きも声を掛けてきたが、その時間ずっとここに居たのか?」「大体こんなところで音楽を売るのではなく、もっと観光客がいる場所に行けよ」「もしくはネットで音楽を売れ」。彼も悪意がないらしく、面白がって聞いてくれている。特に日本人に対する商売の仕方の説明に関しては、新鮮だったようだ。宿に向かいながら話していたが、彼もこのまま帰路につくらしい。結構いいやつだった。

何よりこの国では英語が通じるのがいい。ただ、他の国の英語と違うところがある。それは「Hello」という挨拶の後に、必ず「How are you?」と聞いてくれるのだ。少し心がこもっているというか、形ばかりの挨拶とはまた違ったぬくもりを感じる。

次の記事>>AWARD RTW #17-1 チョベ